アニメーション制作会社。スタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』BD/DVD/4K UHD発売決定!『メアリと魔女の花』以来、6年ぶりとなる全世界待望の長編アニメーション映画。

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採用情報

アニメーター育成のための教育プログラム
「Ponoc’s “Principles of Animation” Program」について

2022年にP.P.A.P.一期生として入社し、現在原画アニメーターとして活躍する3名に質問してみました!

Q.カリキュラムの内容は具体的にどのようなものでしたか。

A.まず、アニメーションの基礎として必要な歩き、走りなどの動画の勉強から始めて、半年以上は動画課題を行いました。
動画の技術が何もわからない状態だったので、タップ割、デッサン割、クリーンアップなど基本的なことから始め、慣れてきてからはポノック作品や他のアニメーション作品を使って練習しました。

Q.P.P.A.P.ならではの特徴はなんだと思いますか。

A.「原画を目指す」というのはポノックならではだと思いますね。動画を何年も経験してから原画になることが多いですが、原画アニメーターを目指すプログラムはめずらしいです。
また、力のあるアニメーターの方たちが所属している環境で高いレベルを目指して学べることはとても恵まれていると感じます。

Q.なぜP.P.A.P.として入社を決めましたか。

A.アニメーションについて学んだことがなくても、一からアニメーションを教えていただけるという点に魅力を感じたからです。
また、スタジオジブリの志や培った技術を受け継いでいる方々がいながらも、ポノックとしての新たな挑戦をしていることが感じられたので、自分も様々な表現に挑戦していけるのではないかと思い入社を決めました。

Q.もともとアニメ―ターになりたいと思っていましたか。

A.正直なところ、アニメーション業界の労働環境に対してあまり良い印象を抱いていなかったので(笑)、初めはためらっていました。
ですが、実際は決まった時間内にメリハリをつけて作業することを大切にしているため、生活リズムも安定し充実しています。

Q.P.P.A.P.のやりがい、モチベーションは何でしたか。

A.社内に尊敬できるアニメーターの方々がいること自体がモチベーションでしたし、”自分たちもその人たちと同じ土俵にたって作品に携わらないといけない”ということがやりがいになっていました。
また、互いに刺激しあえる同期がいたことも大きかったです。一緒にクロッキー会やスケッチを行い高め合うことも出来ましたし、同じ課題を与えられても1人1人違ったアプローチで描いていることが面白く、日々刺激されていました。

Q.P.P.A.P.への参加に向いている人はどのような人だと思いますか。

A.自分の意思、表現したいことを持っている人が向いていると思います。
P.P.A.P.では、セオリーにとらわれることなく個人の意見を尊重していただきながら課題に取り組むことができるため、自分の表現したいことに挑戦することができます。

Q.現在、原画アニメーターとして働いている中で大変なことはありますか。

A.周りのアニメーターの方々のクオリティが高いため、そのレベルに追いつくことができず大変さを感じることはありますが、同時に楽しさも感じています。
原画は、監督の絵コンテをもとにキャラクターをどのように動かしていくのかを自分の意思で考えることができる点が楽しいです。
また、P.P.A.P.で1年間の研修を終えてからすぐに、アニメーション映画界の第一線で活躍されているアニメーターの方々に直接見てもらえるという機会に恵まれた環境で働くことができていることが大きなやりがいになっています。

Q.現在、原画アニメーターとして働いている中で、P.P.A.P.での経験が活きていると感じることはありますか。

A.単純に絵を動かすだけではなく、相手にどのように伝わっているのかを大切にしながら設計すること、設計のプロセスを教えていただいたことが今に活きています。単純な技術だけでなく根底の考え方を学ぶことができました。
また、それぞれ自由に考えて描くことができた時間が今の自分の力になっています。

Q.応募を検討している方へメッセージをお願いします。

A.P.P.A.P.は、自分の表現したいことを尊重し活かしてくれる環境で学ぶことができます。助言をいただくときも、「こういう風にしたら、あなたの表現したいことができるんじゃない?」とやりたいことを汲み取っていただきました。
原画は映画の軸になる部分だと思うので、自らの意思で「このキャラクターを動かしたい!」「作品の軸になって一スタッフとしてこの映画を作りたい!」という強い意志のある人なら、ぜひ応募していただきたいです!