アニメーション制作会社。「メアリと魔女の花」「ちいさな英雄」、IOC×スタジオポノック共同短編映画制作中!

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採用情報

アニメーター育成のための教育プログラム
「Ponoc’s “Principles of Animation” Program」について

Q.新設となるこのプログラムはどういう内容になりますか。

A.「原画を描く」ということが目標の一つであり、「アニメーション映画作りのプロフェッショナルになる」ということが最終目標としてあります。今回のプログラムでは、登場人物の背景や人物像を想像して表現すること、伝わる表現を共に学び身につけていくところが大きな特徴です。そのために必要な技術訓練や考え方、在来型の「型」の意味を学ぶことなども同時に行います。「映画」という大きな作品を作るためには、画を描くだけでなく、プリプロと呼ばれる脚本や絵コンテをはじめ、興行宣伝に至るまである一定の規模の人数が携わることとなるので、その座学も行い、一連の流れや知識も身につけることで「みんなで一本の映画を作る」ことを総合的に学ぶのも大きな特徴だと思います。

Q.アニメ―ターの「原画」とは、どういう仕事でしょうか。

A.アニメーターというのは、画を動かして表現する人を指します。日本の手描きアニメーションにおける「原画」「動画」というのは、アニメーションの作画工程の分類です。
一般に、「原画」は、構図や動きの演技演出を設計する工程、「動画」は、動きを完成させる工程を指します。

Q.ポノックの映画づくりのアニメーションで心掛けていることを教えてください。

A.手描きアニメーションは、画作りの自由度が高く、自分たちが実際に見たり感じたり経験したことを生かして自在に表現できますし、それを観た観客も自身の経験をもとに想像し、登場人物たちと一緒に体験できるところが最大の魅力だと思っています。
僕らがアニメーションを作る上で軸としてやってきたことは、「アニメーションで生身の人間を描く」ということです。それは必ずしも写実的に描くということではなく、その根幹にある生身の人間のあらゆる感覚や意思をアニメーションで表現するということです。それが、アニメーションの魅力を最大化することのひとつだと思っています。日常芝居を丁寧に描き、愚直に原初のアニメーションの魅力を大事にすることは、今後も続けていきたいと思っています。

Q.これからアニメーターを志す方に向けてメッセージをお願いします。

A.アニメーションを学ぶ時には、そのイデオロギーも学んで身につけることになります。ポノックで学び、映画を作るには、「スタジオポノックで一緒に映画を作りたい」、というのが一番大事な要素だと思います。観客に何かを届けたい、それを仕事にしたいというのであれば、やっぱりその先にあるものに向かって旅に出ること、目指し続けることが大切です。また、動きを設計するためには技術だけではなく、アニメーションの性質や表現の特性を理解して、新しい表現も探究してほしいですし、それぞれの能力を生かしてほしいです。

スタジオポノック アニメーター 稲村武志
アニメーター。シンエイ動画を経て1991年にスタジオジブリへ。『千と千尋の神隠し』(01年)、『ハウルの動く城』(04年)、『崖の上のポニョ』(08年)、『借りぐらしのアリエッティ』(10年)など、数々のジブリ作品で原画や作画監督。『バケモノの子』(15年)、『君の名は。』(16年)等で原画。三鷹の森ジブリ美術館短編作品『くじらとり』(01年)、『たからさがし』(11年)で演出アニメーター。スタジオポノック作品『メアリと魔女の花』(17年)作画監督。